カジノ法案成立はいつ?日本のカジノはいつ、どこにできる?

2016年12月2日、日本でのカジノを含む統合型リゾート(IR、Integrated Resort)の合法化を目指す「IR推進法案」通称「カジノ解禁法案」が、衆院内閣委員会で可決しました。

12月6日の本会議でも可決され衆議院を通過する見通しで、
12月14日までの今国会での成立を目指しています。

 

【追記】

「IR推進法案」は、12月14日深夜に成立、26日に施行されました。

ギャンブル依存症対策を検討していくとのことです。

 

「カジノ解禁法案」は、これからカジノを作って経済発展していこうという法案です。

カジノといっても、ギャンブル施設だけでなく、ホテル、ショーなどのアトラクション、ショッピングモール、レストランなどで構成された総合リゾート施設です。

個人的には、カジノにはあまり興味がなく、ショーが観たいと思っています。

 

「カジノ解禁法案」が成立しても、すぐにカジノが作られるわけではありませんが、
いつどこにカジノができるのか気になりますよね。

 

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いつできるの?

やはり、2020年の東京オリンピックに合わせて、東京に作られるのではと思っていたのですが、
どうやら2020年には間に合わないようです。

2020年までにカジノを作るためには、2014年には「IR推進法案」が成立している必要がありました。

 

カジノができるのは、2023年、2024年頃になると思われます。

経済効果を狙って、どうせ作るなら東京オリンピックに間に合わせるべきでしたよね。

まあ、東京オリンピック自体も、準備が間に合っていないようですが。

 

元々は2020年の東京オリンピックに合わせて開業することを目指し、
国会が開かれるたびにIR推進法案が提出されていましたが、
反対も多く、成立は見送られてきました。

 

治安の悪化なども心配されていますが、一番問題とされているのは、ギャンブル依存症です。

資本主義では、人間よりもお金が大事にされますから、カジノ解禁も時間の問題、
ギャンブル依存症も個人の責任とされるでしょうね。

 

実際、個人の責任だと思うのですが、
ギャンブル依存症が治安の悪化、多重債務、貧困、自殺を招くことになり、
社会への影響、家族への影響があるため、他人事では済まされません。

予防教育などのギャンブル依存症対策が必要だと思います。

 

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どこにできるの?

カジノを誘致して経済発展させたいと、カジノリゾート候補地に名乗りを挙げているのが、以下の地域です。

北海道(小樽・釧路)
宮城県(仙台)
千葉県(幕張新都心・成田空港)
東京都(お台場)
神奈川県(横浜)
静岡県(熱海)
大阪府(舞洲・USJ・関西空港)
福岡県、長崎県(佐世保・ハウステンボス)
宮崎県(フェニックスシーガイア)
沖縄県(美ら海・ネオパークオキナワ)

 

東京オリンピックに合わせて東京、もしくは「大阪カジノ構想」を打ち出していた橋本徹氏のイメージが強く、大阪にできるのだろうと思っていましたが、
まずは、もう少し小さな都市で試験を行う必要があるとのことで、最初にカジノが作られる最有力候補地は横浜といわれています。

その後、東京、もしくは千葉、大阪、沖縄と続いていくのでしょうか。

アジアに近い、福岡、長崎に作るのもいいと思いますね。

 

国民の声は、反対が多いようです。

果たして、今国会で成立するのでしょうか。

 

【追記】

「IR推進法案」は、12月14日深夜に成立、26日に施行されました。

ギャンブル依存症対策を検討していくとのことです。

 

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