寒い冬には温泉に浸かって、身も心も温まりたいですよね。
さらに露天風呂で雪景色が楽しめたら、言うことはありません。
ぜひ一度は行っておきたい、カップルや家族、女子旅にもおすすめの定番温泉をご紹介します。
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鶴の湯温泉
鶴の湯温泉は秋田県仙北市にある乳頭温泉郷の中の一つです。
日本で一番深い湖である田沢湖の近くでもあります。
鶴の湯はこの温泉郷の中でも一番古く17世紀の終わり頃には湯治客が訪れていたようです。
名前からも解るように、傷ついた鶴がそれを癒やしていたのを見た漁師が、この温泉を見つけました。
鶴の湯温泉には、4種類の異なった泉質を持つ源泉があります。
白湯は”美人の湯”と呼ばれ冷えにも効果があります。
滝の湯は、打たせ湯で上から落ちてくる湯を浴びると、体に一本の芯が通った様な気分になれます。
黒湯は”子宝の湯”と呼ばれ、やはり冷えに効果があります。
中の湯は”眼っこの湯”と呼ばれ、眼病に効果があるとされています。
それぞれ、入浴をしてみるとは、肌のすべすべの状態や暖まる感じも全く違うのが解ります。
そして、こちらの一番のお勧めは露天風呂です。
降り積もった雪の中で湯気が立ち上っています。
頭だけが冴え渡り、体はぽかぽかになります。
屋根の上から湯船に雪が落ちてくることもあり、雪国を満喫できます。
また、建物も茅葺きで鄙びた温泉の風情を味わうことができます。
鶴の湯温泉
http://www.tsurunoyu.com
近くには別館もあります。
鶴の湯別館 山の宿
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/147944/147944.html
乳頭温泉郷
http://www.nyuto-onsenkyo.com/index.html
大丸温泉
次は、栃木県那須温泉郷にある大丸温泉を紹介します。
この温泉郷でも一番奥にある温泉です。
こちらの露天風呂は大変ユニークな作り方をしています。
裏山に自家源泉があるため、その温泉が谷間に流れ込みます。
それをせき止めて温泉としているのです。
まさに名前の通り川の湯です。
周囲は自然のままですから、野性味たっぷりです。
大丸温泉には、5つの露天風呂があります。
白樺の湯は、混浴の広々とした露天風呂です。
あじさいの湯は、同じく混浴で、川石に囲まれてまるで川の一部にいるような気分になります。
もう一つの混浴の湯、あざみの湯は積雪の多い時には入浴ができなくなります。
そして、女性専用の露天風呂が2つあります。
やまゆりの湯と石楠花の湯です。
やまゆりの湯も積雪が多くなると入浴ができなくなるようです。
どの湯も、作られた感じがしない露天で、まさに川遊びの延長で入浴をしているような気分になります。
もちろん、雪が降り積もると、雪原の湯船に浸かっているような雰囲気です。
大丸温泉
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/32051/32051.html
草津温泉
群馬県にある温泉で、江戸時代から日本三名泉と言われていました。
東の大関です。
温泉街の中心には湯畑という源泉があり、そこから真っ白な湯気が立ち上っています。
それとともに、硫黄のかなりきつい臭いも漂ってきます。
この硫黄の臭いから臭水といわれ、それが草津の地名に変わりました。
硫黄分が多い温泉ですから、くれぐれもアクセサリーには注意をして下さい。
銀の指輪などは、手を温泉に浸しただけで、真っ黒になってしまいます。
湯畑の周りはぐるりと回ることができますので、のんびり見学してみましょう。
湯が湧き出す光景は全国的にも珍しく、また、期間限定で夜間にはライトアップもされます。
この源泉を中心に、古い趣のある温泉街がありますが、その周辺にはリゾートホテルやペンションもありますから、好みの場所に宿泊することができます。
また、内湯巡りというのがあり、旅館の日帰り入浴ができます。
通行手形を購入して利用してみましょう。各旅館の異なった温泉に入るのも楽しいものです。
こちらのサイトで宿泊施設などの詳しい情報を確認できます。
草津温泉旅館協同組合オフィシャルホームページ「ゆもみねっと」
https://www.yumomi.net
楽天トラベル
https://travel.rakuten.co.jp/onsen/gunma/OK00259.html
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有馬温泉
東の大関を紹介しましたので、次は西の大関を紹介しましょう。
兵庫県にある有馬温泉です。
こちらは大変古い温泉で、枕草子にもその名前が出てきます。
高級旅館が多いことでも知られていますが、たまには贅沢をしたいものです。
最近では立ち寄り湯のできるところも増えてきましたが、やはり宿泊してのんびりと湯に浸かりたいですね。
日本海が近いので、冬の間はカニ料理を楽しむ事のできる旅館もあります。
そして、日本酒好きには灘の酒がありますので、身も心も暖めることができます。
また、この温泉は文人にも好まれたようで、谷崎潤一郎は長く逗留して執筆をしていたそうです。
小説の中にもこの温泉が登場しています。
多くの歌人も短歌を作っていますから、よく訪れていたのでしょう。
こちらのサイトで宿泊施設などの詳しい情報を確認できます。
有馬温泉観光協会公式サイト
http://www.arima-onsen.com
楽天トラベル
https://travel.rakuten.co.jp/onsen/hyogo/OK00654.html
別府温泉
九州の温泉を一つ紹介します。
大分県の別府温泉です。
こちらの源泉の数と湯の湧き出す量は日本一です!
湯の湧き出す量は世界でも第2位だそうです。
あちこちから湯煙の上がる光景は他の場所ではなかなか見られません。
別府には”地獄”と呼ばれるところがあります。
8カ所の地獄があり、いろいろな名前が付いていますが、その名前が特徴をよく表しているのです。
例えば、海地獄はコバルトブルーの美しい色をしています。
赤い地獄は、そのまま血の池地獄です。
その風景を見ながら一周りしてみましょう。
また、別府には共同浴場がたくさんありますので、そこを巡ってみるのも楽しいでしょう。
泉質が自慢の温泉旅館を紹介したサイトがありましたので紹介します。
たびらい大分 別府で泉質が自慢の温泉旅館5選
http://www.tabirai.net/hotel/oita/yadokurabe-beppu-quality/
楽天トラベル
https://travel.rakuten.co.jp/onsen/oita/OK00874.html
まとめ
北から南まで、5カ所の温泉を紹介しました。
これらはどこへ行っても、満足できること間違いなしです。
温泉に浸かり、日々の疲れを癒してほっこりしましょう。
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