2020年3月28日放送の「嵐にしやがれ」は、ゲストに山口智子さんを迎えて、山口さんが大好きな「スペイン料理デスマッチ!」
うさぎ肉を使った元祖パエリア、世界2位に輝いたパスタパエリア、スペイン風オムレツ トルティージャ、スペイン王室御用達のバスクチーズケーキ、スペインの伝統料理 カルデロが紹介されました。
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目次
うさぎ肉を使った元祖パエリア
日本ではパエリアといえば、魚介をのせたものが一般的ですが、元々はバレンシア地方の農民がうさぎや鶏の肉を使い、作業の合間に食べていたのが始まりなんだそうです。
そんな元祖パエリアの味を味わえるお店が、東京・新橋にある「エルトラゴン」
パエージャバレンシアーナ 4,180円(税込)※2人前
スペインから輸入しているうさぎ肉と丸鶏を使用。
骨付きの状態をさばいているため、骨から出るエキスで味に深みが出るとのこと。
パエリア鍋を薪火にかけて炊くことで、薪から出る煙が食材に移り、食欲が増すスモーキーな香りになるとのこと。
スペインでは定番のインゲン豆やトマトピューレを入れ、酸味を飛ばしたら、水とローズマリーを入れて一煮立ち。
スペイン産バレンシア米を入れ、強火で炊くことで、米が鍋の中で撹拌され、炊きムラがなく、一粒一粒に旨味が浸透します。
食べられたのは、相葉さん。
骨があるため食べにくそうにしていましたが、「めちゃくちゃ美味しい。なんだろう。なんか鶏に近いです」「すんごい染みてるご飯」「うまっ」「鶏って言われたら鶏だね」とのことでした。
世界2位に輝いたパスタパエリア
東京・銀座にあるスペイン料理「びいどろ 銀座三越店」
他にも店舗があります。
フィデワ・デ・ガンディア 1人前 2,640円(税込)※店舗によって価格が異なります。
パスタパエリアは、バルセロナではオーソドックスなパエリア。
オマールエビの頭、ボタンエビの殻、スペイン産ムラサキニンニクを炒め、アンコウと鯛で取ったダシをたっぷり入れ、2時間煮込みます。
魚介の旨みが詰まった特製スープが完成。
たまねぎ、アンコウが入った鍋にスープを入れ、約1.2mmの細麺パスタを入れます。
手長エビやブラックタイガーなどの具材をのせ、オーブンで15分煮詰めたら完成!
食べられたのは、大野さん。
「おぅ、うめぇ〜」「味がやっぱしっかりしてる。ザ・魚介って感じ。こんな味しっかりしてるんですね」「これ、だいぶ贅沢かも」「パスタは硬くもなくモチモチしてる。カリカリじゃない、やわらかい」とのことでした。
スペイン風オムレツ トルティージャ
東京・参宮橋にあるスペイン料理専門店「ロス・レイエス・マーゴス」
昨年ミシュランガイドに掲載されたお店です。
トルティージャ 990円(税込)
使うのは、北海道産じゃがいもと卵だけ。
オーブンでホクホクに焼き上げたじゃがいもを潰しながら炒め、風味と甘みを引き出します。
卵と合わせてさっとかき混ぜたら、再びフライパンに入れます。
焼きすぎると硬くなり食感が悪くなるため、スピーディに火を通します。
仕上げに220℃のオーブンで焼き上げます。
スペインで親しまれている一般的な料理ですが、家庭によってソースが違ったり食べ方が違ったりするそうです。
ソースは、卵黄にニンニクパウダー、オリーブオイルを混ぜ、乳化させたスペインでは一般的なアリオリソースと、酸味と甘みを生かしたトマトソースのダブルソース。
食べられたのは、櫻井さん。
「うーんめっ」「結構じゃがいもが入っているから、ふわふわ感というよりはホクホク感、じゃがいもの。しっかりしてる」とのこと。
アリオリソースのニンニクも感じたようです。
スペイン王室御用達のバスクチーズケーキ
東京・渋谷、渋谷スクランブルスクエアにある「ホセ・ルイス」
マドリードで創業60年のスペイン王室御用達の名店。
バスク風チーズケーキ 880円(税込)
味の要は、シェフ厳選の2種類のクリームチーズ。
酸味のあるフランス産と、チーズのコクの深さがある日本産の2種類を配合。
チーズに砂糖、薄力粉、卵黄を加え、生クリームを多めに入れ、チーズケーキの生地というよりはプリンに近いやわらかさに。
型に入れてオーブンに入れたら、最初は高温で蒸し焼きに、焼き加減を見極め、低温に切り替えてじっくり火を入れます。
外側は香ばしく焼き目が付き、中はしっとり絶妙なやわらかさに。
酸味の効いた特製レモンソース、ビターな竹炭入りクランブルチーズをかけたらできあがり!
お客さんによると「レベルが違う」「今までで一番美味しい」とのことでした。
食べられたのは、二宮さん。
「あー、うめぇ!」「思ったより甘い!の割にはあっさりしてるなぁ」「(竹炭入りクランブルチーズは)食感がめちゃくちゃおもしろいです、スナックっぽくて。絶対美味しいよ」とのことでした。
スイーツ部部長の大野さんは「はっ!」と言ってニヤリとしていました^^
スペインの伝統料理 小海老のリゾット カルデロ
カルデロとは、ムルシア地方の伝統料理でリゾットのような料理。
これが食べられるのは、東京・銀座にある「アロセリア ラ パンサ」
ミシュランガイドに2年連続掲載された名店です。
小海老のカルデロ 3,520円(税込)
店自慢のダシは、エビの殻、鯛の頭、スペイン産乾燥ピーマン ニョラスなどを1時間煮込んだもの。
魚介のダシだけでなく、ニョラスから出るコクや味の厚みが加わり唯一無二の味に。
熱々の鉄壺に入れて、トマトペーストと合わせます。
芯の強い米、山形県産はえぬきを入れて、強火で一気に炊き上げ、ダシを吸わせます。
具材の小エビを入れたら、完成!
食べられたのは、山口さん。
「あっ、うま」と嬉しそうでした^^
これはやられたというように顔を手で押さえて「いや、これは間違いないわ」と言って、なぜか自分の額を殴りました^^;
「(魚介のダシが)半端じゃなく効いてる。鍋料理みたいな」とのことでした。
残念ながら食べられなかったのは、松本さんでした。
本当に残念そうでしたね。
松本さんが食べられないのも珍しい気がします。
今回は食欲をそそる料理ばかりで、唾液が出てきました。
特に、アロセリア ラ パンサの小海老のカルデロのお米にダシが染み込んでいる感じがたまりません!
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